愛知県豊田市で、17日、校外学習に参加した小学1年生の男子児童が熱中症で亡くなってしまいました。
当日、豊田市の17日の最高気温は37.3℃で、高温注意情報が出されていたのですが。
この暑い中、いったい何があったのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
事件の概要
豊田市などによると、死亡したのは豊田市立梅坪小学校の1年生の男子児童で、17日午前、校外学習から教室に戻った後、意識が遠のき、搬送先の病院で死亡した。教育委員会は「高温の中で校外学習へ行かせてしまったことについては、判断が甘かった」と話した。
引用:NNN
状況を更に細かく見ていきましょう。
・午前10時頃 事前にお茶を飲んだ後、校外学習の場所である、公園(和合公園)へ出発
・午前10時半頃 公園に到着、校外学習30分間
・午前11時頃 お茶を飲んだ後、公園を出発
→男子児童は「疲れた」と訴え、列から遅れ気味だった。
・午前11時半頃 学校に到着
→お茶を飲み、風通しの良い場所にいたが、男子児童の唇が紫に急変。
・午前11時50分頃 男子児童は意識不明に。AEDを使用する。救急搬送。
・午後0時55分頃 搬送先の病院で、死亡確認
ということです。
学校と公園の位置関係は?
豊田市立梅坪小学校から、和合公園までは距離にして約1㎞、大人が歩いて15分位の所にあります。
そこまで、30分かけて歩いて行きました。
引用:NNN
これが和合公園です。
遊具がたくさんあって、子どもにとって楽しい公園なんでしょうね。
男子児童は体調がよくないにもかかわらず、夢中になって遊んでしまったのかもしれません。
問題点・暑さに対する甘い判断?
通常であれば、この校外学習は何も問題のないものだったのでしょう。
学校としても、朝の体調のチェック、出発前の水分補給、途中での水分補給など、注意してい
たことは伺えます。
ただ、この日の豊田市の最高気温は37.3℃で、高温注意情報が出されていたのです。
午前中であっても、30度は超えていました。
そして、この連日の暑さ。
体力が弱っていたかもしれません。
また、背の低い子どもや幼児は、地面からの照り返しが強く、大人よりも高温を地面から受け
ることになります。
大人よりも、ずっと消耗するようです。
そんな自分の身体の状況を、小さい子は自覚しないものです。
公園への行き帰りに、男子児童は「疲れた」と言っていたそうです。
教師が手を引いてあげたそうですが、万が一のことを想定して、体調がすぐれない子は、タクシーなどで送迎してもよかったのかもしれません。
この男子児童以外にも、3人ほど体調不良になった子供がいたそうです。
教育委員会は、、、
引用:NNN
教育委員会は「高温の中で校外学習へ行かせてしまったことについては、判断が甘かった」と話し、謝罪しています。
実際のところ、当日の予定変更は難しいそうです。
ですが、室内にいても熱中症になってしまうような現状の暑さですから、止める判断をしてほ
しかったと思います。
ネット上の反応
かわいそうに、
無知な大人に殺されたようなものだな。判断が甘かったのではなく、
根本的に危機意識が欠如しており、
判断が出来ないと言った方がいい。引用:ヤフーニュース
完全に防げた大人の判断ミス。
中止にできた。
引き返せた。
扇風機、お茶で対応している場合ではなかった。
大人でさえ運動を控えているのに
年中行事だったからだと。
校長は、結果として~痛感しているとのこと。
結果として?そもそも本質を捉える能力がゼロ。引用:ヤフーニュース
まとめ
男子児童は熱中症の中でも、熱射病という重症になり、亡くなってしまいました。
苦しかっただろうに、、、。
ご冥福をお祈りいたします
まだ、酷暑が続きます。
気を付けて参りましょう。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。