中国人観光客を相手に「白タク」行為を繰り返していたとみられる男が、警視庁に逮捕されました。
最近、中国人観光客を対象にした白タク行為が増加しているのですが、なぜ中国人観光客が突出しているのでしょうか。
そこには、ある理由があったのです。
細かくみていきましょう。
目次
事件の概要
道路運送法違反の疑いで現行犯逮捕されたのは中国籍の無職、陳小城容疑者(42)で、30日午前2時ごろ、羽田空港で中国人観光客2人を無許可で自家用車に乗せて報酬を得る、いわゆる「白タク」行為をした疑いが持たれています。
陳容疑者はスマートフォンのアプリを通じて観光客から白タクの依頼を受けていて、「4月ごろから100回くらいやった。1回につき6000~7000円もうかった」と容疑を認めているということです。
引用:TBS
「白タク」とは、無許可で自家用車に乗せて報酬を得るという事なんですね。
営業するには、許可が必要なのです。
「白タク」用の携帯アプリがあるのですね!
驚きです。
1回につき6000~7000円の報酬が得られるのであれば、割の良い仕事だと思います。
現場付近の地図
容疑者は羽田空港から東京・新宿区のホテルまで、客を自家用車に乗せて送っていったとの事です。
車で30分ほど、かかるようです。
陳小城容疑者の顔画像
引用:TBS
厳しい表情をしていますね。
陳小城容疑者のプロフィール
氏名 陳小城(ちんしょうじょう)
年齢 42歳
職業 無職
住所 不明
国籍 中国
なぜ、中国人観光客を相手の「白タク」行為が多いのか?
「白タク」とは?
営業行為をするには、営業許可を受け、その車・タクシーは緑地のナンバープレートをつける必要があります。
しかし、無許可で営業している車は、自家用車と同じ白地のナンバープレートでタクシー営業をしていることから、「白タク」と言われています。
中国人観光客相手の白タクが多い理由
ステイタスだから
中国では、車を持ち、車に乗るということが、中国人のステイタスだそうです。
経済力がある人は、電車ですぐの場所でも、渋滞の中、車に乗って出勤する方をえらぶとのこと。
公共交通機関は、お金を持っていない若者や事情がある人だけは仕方がなく使うものという意識があるようです。
だから、日本に来ても車にのりたがるんですね。
便利だから
日本は交通機関が発達しているので、大抵の所は車でなくても行けると思われます。
ですが、地方都市などでは、素晴らしい見どころや有名なお店には公共交通機関だけではなかなか行けないことも多いかもしれません。
特に、外国人が乗り換えなど交通機関の細かい情報を把握する事は、難しいでしょうから。
そうなると、車が必要ですね。
ストレスがないから
中国人が自分で運転したくても、中国大陸の免許でレンタカーは借りられない。
できたとしても、日本と中国では車線の走行方向も逆なので事故の起きる確率も高くなる。
となれば、日本に来た時に、中国語を話す運転手にホテルまで案内してもらえれば、安心ですし、ストレスなく観光ができますね。
ネットの反応
外国人による日本での運転を禁止しないと
いたちごっこになるばかりでは引用:ヤフーニュース
100回って言ってるのも嘘
悪いと思ってたとかいうのも、移民反対の日本国民向けの嘘
それと中国人の免許って大体日本で有効じゃないよね?
要は無免許で日本の慣れない公道を走ってる外国人がいるって事だよね?誰が日本人の安全を守るんだよ
この国ちょっと頭おかしいんじゃね?引用:ヤフーニュース
中国人観光客のニーズが大きいことも理解できます。
ですが、正式な許可を受けてから営業しないと、それは違法です。