英王室のキャサリン妃が、2018年4月23日(現地時間)に第3子となる男の子を出産しました。
当日は、出産して、その約7時間後には病院を退院しています。
退院時の様子も、赤いワンピースにハイヒールのスタイルで、顔色もよく、足取りもしっかりとしており、数時間前に出産したとは思えません。
なぜ、日帰り出産をされたのでしょうか。
海外と日本の出産事情の違い
キャサリン妃は、日帰り出産をされたのですが、日本では、日帰り出産というのは、ほとんどありません。
日本では、出産後の入院日数は通常5日前後です。
日本の場合、麻酔で陣痛の痛みを抑えながら出産する無痛分娩が、あまり普及しておらず、自然分娩が一般的です。
そのため、母体への負担がかかり、数日の入院が必要になります。
ですが、英、欧米では、無痛分娩が主流のため母体に負担が軽くすむので、日帰り出産が可能になるのです。
ですから、英国での日帰り出産自体は英国では普通のことなのですが、そうだとしても産後7時間の退院は驚きの早さですね。
日本ではちょっと無理かもしれません。
入院出産費用がかかるから?
キャサリン妃の入院先の病院はロンドンのセント・メアリー病院でした。
ダイアナ元皇太子妃が、ウィリアム王子とヘンリー王子を産んだことでも知られています。
ここは、婦人科医、小児科医、助産婦、看護師、授乳の専門コンサルタント、保母などが常時スタンバイして、万全の準備が整えられた状態で出産ができる病院ということです。
ですから、当然、料金もお高く、キャサリン妃の場合、出産費用を含め1泊当たり約100万円はかかったようです。
英国王室ですから、支払いに困るということはないでしょうが、日帰り出産で病院に滞在している時間が短くして、費用がかからないようにしたのかもしれません。
リラックスのため
セント・メアリー病院は、パーフェクトな医療体制のために、数多くのスタッフが出産やその後のケアにかかわることになります。
それは、多くの人がかかわると、キャサリン妃がゆっくり休めないことにもつながりますよね。
自宅で気兼ねなく、体を休め、リラックスするためにも早く退院されたのかもしれません。
周りへの配慮
病院の周りには、たくさんの報道関係者や、安産を祈り、第3子誕生を祈る英国民たちが、ずっと待機していました。
病院内にまで、そのざわめきの音が聞こえていたかどうかはわかりませんが、落ち着かない雰囲気は伝わるものです。
それでは、他の入院している方が休めないかもしれません。
また、待機する人々がそこにいることで、交通の支障が生じることもあったでしょう。
そのような様々な配慮から、キャサリン妃は早い退院をされたのではないかと思われます。
まとめ
以上のような理由が考えられるのですが、いずれにせよ、日帰り出産とは驚きですね。
これからは充分に、ゆったりとお体を休まされて、お子様たちの育児をなさってくださいますように。。。