秋田県大館市の病院に勤めていた女が、昨年4月、診療費約200万円を着服したとして逮捕されました。
どのようにして着服したのでしょうか。
また、病院側はそのことに気がつかなかったのでしょうか。
細かく見ていきましょう。
事件の概要
北秋田市の無職・中嶋泉容疑者(49)は去年4月、大館市の市立扇田病院の患者の外来診療費193万6000円余りを着服した業務上横領の疑いが持たれています。中嶋容疑者は2004年から約13年間にわたり、病院から会計業務を委託された会社に勤め、外来患者から診療費を受け取る窓口に1人で携わっていました。警察の調べに中嶋容疑者は容疑を認めています。病院は、中嶋容疑者が約1億1800万円を着服していたとして被害届を出していて、警察が調べを進めています。
この病院では、1億円以上の診療費が不明になっています。
引用:ANN
去年4月、患者の外来診療費、約200万円を着服したものです。
業務上横領の容疑がかけられています。
中嶋泉容疑者の顔画像
引用:ANN
うつむいて横顔なのですが、こちらが、中嶋泉容疑者の顔画像です。
中嶋泉容疑者のプロフィール
氏名 中嶋 泉
年齢 49歳
職業 無 職
住所 北秋田市脇神
現在は無職ですが、秋田県大館市・市立扇田病院の会計を担当していました。
病院から会計を委託されていた会社の元従業員だったのです。
*家族についても調べてみましたが、明らかになりませんでした。
*Facebookにつけても調べてみましたが、本人だと断定できるアカウントはありませんでした。
気になる方はこちらからどうぞ→Facebook
現場付近の地図
現場である、秋田県大館市の市立扇田病院の場所がこちらです。
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引用:ANN
大きな病院ですね。
市立病院だからでしょうね。
中嶋泉容疑者の着服の手口とは?
中嶋容疑者は、2004年から約13年間にわたり、病院から会計業務を委託された会社からの派遣で、外来患者から診療費を受け取る窓口を担当していました。
病院で、診療を終えた患者が最後に支払いをする所です。
毎日、たくさんのお金が目の前に入ってくる。
そこを1人で任されていたようです。
こんなに沢山あるならば、少しくらい取ったとしてもわからないだろうと、思ってしまうのかもしれません。
作業しながら、ポケットにお札を入れてしまうとか。
1人で任されているのだし、誰にもばれない。
1回成功してしまうと、もう、止まらなくなってしまうのではないでしょうか。
市立扇田病院では、過去9年間にわたって診療費およそ1億1800万円が納入されていないとのこと。
容疑者は始めの4年くらいは、真面目に勤務したようですが、後の9年間は、ちょこちょこ盗んでいたのでしょう。
9年間で1億1800万円。
1年で1130万円以上ですよ!
サラリーマンの年収より、高額かもしれません。
大胆ですね。
中嶋容疑者は容疑は認めていますが、余りにも何回もやったので、横領した金額は覚えていないそうです。
病院側の甘い管理
通常、どこでもお金を扱う部署は、一日の会計収支をまとめ、報告し、チェックするものです。
ですから、そこに齟齬や不審なところがあれば、当日のうちに、或いは、数日内に判明するものなのですが。
ではなぜ、この事件は、初犯の頃から10年近くもたって発覚するのでしょうか。
病院がこの事実を知ったのは、去年8月なのです。
遅すぎますよね。
しかも、その金額が約1億1800万円!
その金額が入って来なくても気がつかないほど甘々な管理だったのでしょうね。
ネット上の反応
気づかないものなの?
引用:ヤフーニュース
着服にも気づかない病院で病気が治るのか?
引用:ヤフーニュース
何につかったか気になる。
引用:ヤフーニュース
こんなに高額着服して、いったい何に使ったのでしょうね。
今後の捜査が待たれます。
追記:その後の捜索で、お金を着服した動機がわかってきました。
ヤミ金に支払うお金が必要だったからだそうです。
何のために、ヤミ金からお金をかりたのでしょうね。
その点も気になります。