こんにちは!まめ柴です。
これから、夏休みに入ろうとしているこの時期に注意してほしい虫がいるのです。
見た目はとても綺麗!でも、危ない‼
どんな虫なんでしょう?
さっそく見ていきましょう。
題して、『危険!赤いクワガタ?「ヒラズゲンスイ」触れないで!生息地についても』という内容でお伝えします。
危険な虫の名は「ヒラズゲンスイ」
この虫をみてください。
赤くて艶々していてきれいですよね。
頭部には、クワガタの口のようなものもあるし、、、。
新種の赤いクワガタムシかな?と思ったりしますよね。
引用:京都新聞
ですが、クワガタムシではなくて、ヒラズゲンセイという名前で、ツチハンミョウという虫の一種です。
漢字で書くと、「平頭芫青」と表し、平な頭を持ち、「芫」(げん)という花に集まることから、このような名前になりました。
体長は約2、3センチで、真っ赤な色をしてクワガタのような大あごを持っています。
6、7月に成虫になるので、夏休み前のこの時期に現れます。
「ヒラズゲンスイ」の危険性とは?
何が危険?
このヒラガゲンスイのどこが危険なのでしょうか?
それは、この虫の体液なんです。
体液が有毒で、皮膚につくとかぶれや水ぶくれを引き起こすことがあるのです。
そのかぶれなどは、半年以上も痕がのこることもあるそうです。
ですから、皮膚の柔らかい小さな子供たちには、特に、この虫を触らないでほしいのです。
見つけたら連絡あるいは #ヒラズゲンセイ でツイートしてほしいと、大阪市立自然史博物館の方が仰っています https://t.co/GU7l2Agbhy pic.twitter.com/p9VITO3mAt
— べっこいも🐚🐟🐠 (@cone_biology) 2019年7月11日
体液は、胴体や足の関節から出るそうで、黄色い色をしているとのこと。
赤い体から、黄色い体液!
カラフル過ぎて、少し気持ち悪い感じがします。(笑)
もしもの対処法
もし、ヒラズゲンセイを触ってしまって、有毒な体液が皮膚についてしまった場合の対処法はないのでしょうか?
そのような場合は、直ぐに患部を流水にさらしてください。
でも、ゴシゴシしないでくださいね。
体液を洗い流せばいいのですから。
そして、皮膚がいつもと違うようであれば、皮膚科に行ってくださいね。
#ヒラズゲンセイ が危険生物な訳じゃなくてヒラズゲンセイに触れることが危険なんですよ~。人を襲ったりするわけじゃないですからね~。
とても簡単な対処法でどうにかなる危険らしいのに、枕詞にヒラズゲンセイってとっても危険!みたいな言葉が使われてしまう不思議😮 pic.twitter.com/4POt0jA1Pw
— 中野 (@nakanojanaihito) 2019年7月12日
「ヒラズゲンスイ」の生息地について
そんなヒラズゲンセイは、どこにいるのでしょうか。
もともとは、高知県で初めて発見されたものですが、温暖化の影響か、どんどん北上してきました。
そして、今では、京都や滋賀で生息域を広げているそうですよ。
ヒラズゲンセイは、幼虫の時期には、クマバチの巣に寄生しています。
成虫になってもクマバチの巣の周りにいることが多く、クマバチが好む桜の木ややわらかい木、木造家屋、公園の休憩所、ベンチ等々にいるそうです。
子供たちの身近な場所にいそうですよね。
注意しておきましょう。
京都市北区紫野北舟岡町49 建勲神社
まさかこいつがそんなに危なかったとは
#ヒラズゲンセイ pic.twitter.com/RUS7wFQMKX— 瑣銀 シュラギ (@shyuragi) 2019年7月11日
まとめ
ヒラズゲンセイを、ことさら危険視することはないけれど、むやみに、触って皮膚などにダメージを受けないようにしましょうね。
子供は何にでも好奇心旺盛ですから、赤いクワガタみたいな、目立つヒラズゲンセイに触らないように特に注意しておいてくださいね。
今回は、『危険!赤いクワガタ?「ヒラズゲンスイ」触れないで!生息地についても』という内容でお伝えしましたが、いかがだったでしょうか。
楽しい休みをお過ごしくださいね。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。