病院で肺ガンの検査を受けた女性が、3回の検査全てで肺ガンを見落とされ、亡くなっていたことが分かりました。
3回もの見落としですよ!
なんということでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
事件の概要
肺ガンの見落としがあったのは、東京・杉並区にある「河北健診クリニック」。
病院によると、4年前と3年前、さらに今年1月の計3回にわたり肺ガンの検査を受けた40代の女性について、3回ともレントゲンで腫瘍などが写っていたにもかかわらず、異常なしと判断して見落とし、女性は先月亡くなったという。
今年4月に女性が呼吸困難になり、別の病院で検査を受けた際に肺に影が写っていることが分かり、見落としが判明したという。
また、この病院が過去におこなった肺ガン検診の画像を調べたところ、新たに44件が「要精密検査」となったということで、病院は対象者に順次、連絡を始めている。
引用:NNN
・40代の女性が、「河北健診クリニック」で、4年前と3年前、さらに今年1月、計3回、肺ガンの検査を受けた。
・3回ともレントゲンで腫瘍などが写っていたにもかかわらず、異常なしとして見落とされた。
・その結果、6月に女性は亡くなったとのこと。
河北健診クリニックの場所は?
クリニックの住所は、東京都杉並区高円寺南4丁目27−12です。
JR高円寺駅のすぐそばですね。
健診センターを備えた、大きな総合病院です。
引用:NNN
病院の口コミは悪くはないのですが、なぜこんなことになってしまったんでしょう。
河北健診クリニックの謝罪会見の様子
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引用:NNN
記者会見で謝罪する病院の責任者達。
なぜこんなことに?
人は病気があれば、早期発見し、治療するために検査をするのです。
それを3回も見落とすって、どういうことでしょう。
それは、ミスということではすまされない気がします。
ちゃんとレントゲン等をみていなかったのではないでしょうか。
見ていたとすれば、見抜く力がない医者であった、つまり、技量不足だったのかもしれませんね。
医者同士のダブルチェックはなかったのでしょうか。
報道によれば、内科医は「要検査」、放射線科医は「検査不要」との意見の違いがあって、最
終的にはレントゲンの専門性の高い放射線科医の意見が通ったそうです。
いずれにしても、3回も見落されてしまったのです。
若くして先月亡くなった、この女性の無念さを思うと、冷静ではいられません。
ネット上の反応
何のための健診なのか?これでは意味を成していない。要精密検査が44名発掘されとは、、、アルバイト医師がろくに読影もせずにサインだけしているのでは?医療不信に拍車をかけるね。
ご遺族の気持ちを思うといたたまれません。引用:ヤフーニュース
医師個人も大いに問題ありですが、チェックのできない病院の管理体制にこそ問題があると思います。おそらく、経験者を確保できなくて、専門外の人が見ていた時期があるのではないかと察しますが、病院側はきちんと経緯を説明しないと、だれも患者さんは行かなくなりますよね。
今後の画像診断はAIにも期待したいです
引用:ヤフーニュース
まとめ
この女性以外にも、病院の再チェックで、新たに44件が「要精密検査」となったということです。
しっかりとした診察、診断をお願い致します。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。