裁判所の建物のなかで、裁判官が女に殴られるという事件がありました。
警備が厳しいはずの裁判所で、暴行事件がおこるとは、、、。
女には、何やら強い思いがあったようです。
詳しく見ていきましょう。
事件の概要
9日午前10時半ごろ、東京都千代田区霞が関の東京地裁などが入る合同庁舎の13階男子トイレで、同地裁の男性裁判官が後ろから女に木製のつえで後頭部を殴られた。病院には搬送されていない。通報を受けた警視庁丸の内署員が駆け付け、女を暴行容疑で現行犯逮捕。詳しい状況を捜査している。
同地裁によると、殴られたのは民事第11部の井出正弘裁判官(38)。トイレの洗面台付近で被害に遭ったという。女は無職鎌田千絵容疑者(39)=千葉県柏市旭町=で、「私がやったことに間違いない」と容疑を認めている。同署は動機を調べている。引用:時事ドットコム
木製の杖で殴ったのですね。
容疑者は着ていたワンピースの服の中に、凶器として使った76センチの木製の杖を隠していたそうです。
これですが、意外と細いですね。
引用:FNN
裁判所の警備としては、入口で金属探知機で調べるので、刃物などは持ち込めないのですが、
木製のものや、杖として使用しているものは取り上げることはできませんね。
鎌田千絵容疑者のプロフィール
氏名 | 鎌田千絵 |
年齢 | 39 |
職業 | 無職 |
住所 | 千葉県柏市旭町 |
Facebookについても調べてみましたが、本人だと断定できるものはありませんでした。
気になる方はこちらからどうぞ→Facebook
鎌田千絵容疑者の顔画像
こちらが容疑者の顔画像です。
暗くてわかりにくいですが、深めに帽子をかぶっているようです。
割とふくよかな感じの顔のラインがわかりますね。
引用:TBS
鎌田千絵容疑者の犯行動機とその執念
犯行動機
容疑者は、民事第11部の井出正弘裁判官を狙っていたようです。
犯行動機は、「民事裁判の調書を改ざんされて何とかしようと思った」からだたちと供述しているようです。
民事裁判の調書を見ることのできる立場の者、、、鎌田容疑者はこの井出裁判官に訴訟を担当されていた当事者だったようです。
調書の内容が自分の優位になっていないと思ったからの犯行のようですね。
ですが、調書というのは裁判官が作成するものではありませんし、改ざんする意味もないはずですから、その動機は誤解としかいえません。
犯行実行への執念
井出裁判官は13階男子トイレで襲われました。
13階には民事第11部があり、井出正弘裁判官が仕事をしている場所なんです。
(参考:東京地方裁判所 庁舎案内)
調べてまちぶせしていたのですね。
また、犯行は10月9日に起こしたのですが、この日は火曜日です。
下の画像は、担当の一覧表で、下から二番目に井出裁判官の名前があります。
火曜日は井出正弘裁判官が開廷する日だということをしっかりと調べていたのでしょう。
開廷するならば、必ずそこに在席していると。
凄い執念が感じられて、怖いです。
追記:鎌田容疑者は、スーツや短髪のかつらを着用して変装し、男子トイレに入って裁判官を待ち伏せしていたようです。
現場はどこ?
現場は東京地方裁判所の建物内です。
引用:FNN
霞が関駅、皇居のすぐ近くで、公官庁の密集している場所です。
ネット上の反応
裁判官には恨みを持つ人も多いだろうしなぁ。
今までたまたま何も起きていなかっただけで、いつ殺傷事件とか起きても不思議ではない場所なのかもね。引用:ヤフーニュース
誰もが納得できる判決とは限らない。むしろそうでないのが普通だと言える。
どんなに気に入らなくても法治国家として、人を襲って良い理由にはならない。
犯人は猛省すべき。引用:ヤフーニュース
まとめ
自分に不利だから何とかしなくてはといって、実力行使に出るのはどうなんでしょうか。
それでいいならば、警察も裁判所も要らないことになりますよね。
裁判官を殴ったところで、何か変わるのでしょうか。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。